立憲民主党の代表選まで1週間を切りました。

　16日は、北海道札幌市で候補者4人が「エネルギー」と「農政」をテーマに討論しました。

野田佳彦元総理大臣
「エネルギーの基本的な考えについては、おそらく4人にそんなに差はないと思う。（党として）再生可能エネルギーの普及を目指して頑張っていく」

　農業政策については、それぞれのカラーが出ました。

野田元総理
「私が今提唱しているのは、令和版の『国立農業公社』を作ろうということです。担い手を5年間研修しながら給料も出る」

　一方で、枝野幸男前代表は、農政については大きな方向性や将来像を示すことが一番大事だと主張しました。

枝野前代表
「『猫の目農政』という言葉がよく聞かれるように、数年ごとにあるいは1年単位でコロコロ変わる。これでは安心して営みを続けることはできません」

　泉健太代表は、農作物などの輸出促進の必要性を訴えています。

泉代表
「いざという時の食糧安全保障にも影響しますので、（農政で）しっかり輸出も伸ばしていきたい」

　また有事の際には、その輸出分を国内に回すと言及しました。

　吉田晴美衆院議員は農業従事者の高年齢化に触れ、少人数での効率的なスマート農業の推進などを掲げました。

吉田衆院議員
「（農業に）AIやDXの力も必要になると思います。スマート農業をする時、しっかり国が支えていく」

　代表戦まで1週間を切ったなかで、4人の候補者のうち、国会議員の票でリードをしているのは野田元総理で、136人の所属議員のうち30人以上の支持を固めています。

（「グッド！モーニング」2024年9月17日放送分より）

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