このサービスは、日本カーシェアリング協会が行っているもので、寄付などで集めた中古車358台を、石川県輪島市や七尾市など能登地方の8か所で、被災者に無料で貸し出しています。

今月22日に、志賀町に開設された拠点では軽トラックと軽自動車4台を貸し出していて、25日も被災した家から荷物を運び出すために車を借りたいという人が訪れていました。

この拠点では、片づけをするために車両を借りたいと希望する人が多いということで大型連休中の軽トラックの貸し出しは予約でほぼ埋まっているということです。

協会は、今月27日に輪島市町野町にも拠点を開設するほか、さらに車両を増やしていくことにしています。

日本カーシェアリング協会の橋爪笑子さんは「利用者の負担はガソリン代だけなので、気軽に利用してもらうことで、生活再建の手伝いができれば」と話していました。

このサービスを利用するには、り災証明書か被災した自宅の写真が必要で、七尾市の拠点では最長で1か月間、そのほかの拠点では最長で3日間、借りることができます。

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