海に流れると、海の生き物たちにさまざまな影響を与えるとされるプラスチックごみ。

東京都の自治体では、プラスチックの衣装ケースをリサイクルする取り組みが始まっています。

9月13日、東京・国分寺市にある清掃センターには、粗大ゴミとして廃棄された複数の衣装ケースがトラックに積まれて運ばれてきました。

衣装ケースは東京23区で多く出される粗大ごみの第4位で、都内全体で年間約60万個、1400トン程度が廃棄されています。

しかし、これまでは、自治体が回収する容器包装プラスチックなどから漏れていて、多くが焼却処分されていました。

こうした中、プラスチックを有効活用するため、国分寺市や荒川区など、都内の自治体がリサイクル業者と連携して、2024年度から衣装ケースのリサイクルを始めました。

回収された衣装ケースは、リサイクル業者が買い取り、再利用可能な材料に加工して文房具や日用品などの製造メーカーに引き取られていくということです。

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