子どもの健やかな成長を願う「泣き相撲」秋場所の取り組みが9月19日に岩手県花巻市で行われました。
境内には豆力士たちの元気な泣き声が響き渡っていました。
花巻市東和町の三熊野神社で行われている「泣き相撲」は300年以上続く伝統行事です。
19日は県内に住む2歳未満の子ども12人が出場しました。
勝負は2度顔を近づけて先に泣いた方の負けとなり、泣き声が響くたびに大きな拍手が送られていました。
参加した子どもの親
「泣きそうな雰囲気だったけど、頑張ってくれた」
「この間1歳になったばかりだが、すごく成長を感じてちょっと涙が出そうになった」
今回、最年少は生後5カ月の男の子で、自身も出場経験があるという父親が息子の取り組みを見守っていました。
泣くことなく勝利し、取組のあと家族みんなに祝福されていました。
最年少で出場の父親
「来年とか機会があればまた参加させて成長した姿を見たい」
会場には子どもたちの元気な泣き声が響き、訪れた人たちが健やかな成長を願っていました。
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