2024年1月の能登半島地震の被災地を元気づけようと、岡山市の中学生が巨大なモザイクアートを制作し、9月20日、学校の文化祭でお披露目しました。

「能登~つなぐ~」という文字に、悠々と泳ぐジンベエザメ。岡山市の操南中学校の校舎に掲げられたのは、1年生が制作した縦8メートル、横10メートルのモザイクアートです。地震の被災地、石川県七尾市の「のとじま水族館」で、地震後に天国に旅立った2匹のジンベエザメをモチーフにしています。

生徒たちは制作にあたり2024年7月頃から被災地で活動したボランティアの講演を聞くなどして現地の状況を学び募金活動も行ってきました。

(操南中学校1年山田星羅さん)
「私達が経験したことがないような衣食住が安定していない中、9カ月も経っているのに現状はまだ戻っていない早く元に戻ってほしいという思いで作った」
(操南中学校1年中山結月さん)
「他人事と思わず自分事として思ってほしい自分自身もいつ起こるか分からない災害への対策をしていこうと思う」

学校では今後、モザイクアートを被災地に寄贈する方針です。また募金で集まった約15万円も奥能登地方や水族館に寄付したいとしています。

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