佐渡島の金山の世界遺産登録に向け、世界遺産委員国の駐日大使などを佐渡市に招きPRする2日間のツアーが4月25日始まりました。

【記者リポート】
「駐日外交団を乗せたバスが佐渡に到着しました。きょうから2日間にわたり佐渡の文化・歴史などについて触れていきます」

佐渡金・銀山の歴史などについての説明を興味深そうに聞いているのは、世界遺産委員会・委員国の駐日大使などです。

佐渡島の金山は今年7月に開かれるユネスコの世界遺産委員会で登録の可否が審議される見込みで、それを前に佐渡島の金山の文化的価値を委員国に知ってもらおうと、県と佐渡市がツアーを企画しました。

「佐渡の金山と佐渡の魅力をご体感いただき、世界遺産登録の実現に向けた活動を応援していただきたい」

佐渡奉行所では佐渡を世界遺産にする会がツアーの参加者を当時の衣装でお出迎え!その後は多くの観光客も訪れる佐渡金山の坑道・宗太夫坑を訪問。

「外に出るわけにいかないので、こういうところで休憩していた」

参加者たちは興味深そうに坑道を見学していました。

【橋本憲次郎 副知事】
「非常に皆さん興味津々で見ていただいなということで、充実した内容だったのではないかと感じている。現場から発信して、在京大使館を通じて本国・ユネスコ本部に『実際こうだったよ』と伝えていただくことで佐渡金山の魅力が伝わることを期待している」

一行は26日も金山にまつわる施設を訪問する予定です。

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