歴代の客室乗務員と地上旅客係員の制服を着て並ぶ全日空のスタッフ=関西国際空港で2024年9月21日午後2時21分、中村宰和撮影
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 関西国際空港で21日、「空の日」フェスティバルと題し、航空会社の歴代制服のファッションショーや演奏会、キャラクターとの撮影会、制服の着用体験などのイベントが開かれた。

 関空の開港30年を記念し、全日本空輸のスタッフ20人が開港当時を含む歴代の客室乗務員や地上旅客係員の制服を着てステージに登場した。客室乗務員は1955~58年の初代から現在の10代目まで、地上旅客係員は68~72年の初代から現在の7代目までで、スタッフはそれぞれの制服を着用して歩き、ずらりと並んで手を振った。

 関空が開港した94年の客室乗務員の制服は8代目で、テクノジャンボの愛称で親しまれたボーイング747―400型機の就航に合わせてデザインが一新され、ストライプのスーツを着用していた。

 ステージでは他に、全日空の社員や税関の職員による演奏会、紙飛行機を飛ばす体験、関空の「そらやん」などキャラクター10体との撮影会などがあった。

 日本航空のパイロットや客室乗務員の制服を着用できるコーナーも人気を集めた。京都府長岡京市の主婦、平山加菜さん(37)は「子どもたちの貴重な体験になる」と写真を撮影し、長女で小学3年の花さん(8)は「服が可愛い」、長男拓ちゃん(4)は「楽しい」と喜んでいた。【中村宰和】

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