ふるさとの自然から命の大切さを学びます。宮崎市の小学生が卵から育てたオオイタサンショウウオを学校近くの里山へかえしました。
オオイタサンショウウオを里山にかえしたのは、宮崎市の古城小学校の4年生と5年生です。
オオイタサンショウウオは、大分や宮崎の一部に生息し、絶滅危惧種に指定されています。
子供たちは、毎年、学校近くの水辺で卵を採取。孵化させていて、それぞれ名前を付けて大切に育ててきました。
25日は、お別れを告げ、自然環境へ戻しました。子供たちは様子が気になるようで、いつまでも水面を見つめていました。
厳しい自然を生き抜いたオオイタサンショウウオは、来年2月ごろに同じ場所で産卵します。
(4年生)
「放流したらすごく寂しくなって、いつかどこかで会えたらと思いました。自然でも元気でいてほしい。」
「エサがなくてきついこともあるだろうけど、自然で仲間と一緒に暮らせると良いと思う。」
古城小学校では、今後も保護活動を続けていきたいとしています。
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