若者の人口流出が止まらない広島県。
そんな広島へのUIターンがどうしたら増加するのか、東京の大学生が学生目線で課題を分析し、解決策を議論するイベントが東京都内で開かれました。

このイベントには、地方創生や地方での就職に関心のある東京の大学生およそ30人が参加しました。
学生たちは広島の企業の若手経営者と直接話をしながら、地方でのビジネスの可能性や課題について学び、どうすれば広島へ若者が就職したくなるか議論しました。

参加した学生からは、夏休みなどに県外の学生をインターンに誘致することや、その情報を県が運営するウェブサイトに掲載するといったアイデアが発表されました。

【広島大学・串岡勝明特命教授】
「大変勉強になる会だったと思っています。これをきっかけに実際に交流する場を、どう持ったらいいかというアイデアがたくさん出てきた。今後広島大学としてもそういったことを考えていきたい」

イベントを開いた広島大学は今後は、広島の企業にIターン就職した若者と東京の学生との交流の場を設けるなど、広島での就職への理解を深めていく予定です。

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