9月県議会が24日開会し、総額約49億6000万円の補正予算案を含む21の議案が提出されました。

補正予算案では、佐渡島の金山が世界遺産に登録されたことを契機に、佐渡や県内の他地域の魅力を全国に発信する事業に約3100万円。

また、能登半島地震の発生を受け、津波からの避難行動などを調査する費用などに約270万円を計上しています。

【花角知事】
「能登半島地震では、津波警報が発表された際、車避難等による道路渋滞が発生するなどの課題が確認された。津波避難にかかる調査の補正予算案を本定例会にお諮りしているところ」

また、原子力災害が起きた際、住民が円滑に避難するための避難路の事前調査に1500万円が盛り込まれています。

このほか、深刻な赤字経営に陥っている県立病院とJA新潟厚生連病院の改革などについて議論される見通しの9月県議会は10月15日まで開かれます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。