三川町の90歳の女性が寝室で死亡しているのが見つかり、警察は「殺人事件」と断定して犯人の行方を追っている。

死亡していたのは、三川町横山の無職・阿部祥子さん(90)。
警察によると、9月22日の午前中、60代の長男が阿部さんの家を訪れた際、1階寝室の布団の上に、呼吸をしていない状態で阿部さんが倒れているのを見つけ119番通報した。

警察が25日に司法解剖をしたところ、阿部さんの頭や胸などに複数の傷があり、遺体の状況から「殺人事件」と断定して捜査を開始した。
事件があった家の前では緊急の検問が行われ、捜査員が通りがかった運転手に話を聞いていた。

(近所の人)
「人付き合いはいい人。誰でも知っている人ならばあいさつをする人。まさかこういうことになるとは…気持ち悪い」

「祥子さんは明るくてみんなに好かれる人。困ったらみんなの面倒を見る人ですごくいい人だった。怖いというより不安です。精神状態がおかしくなりそう」

事件を受け三川町の教育委員会は、町内3つの小学校と1つの中学校に対し、登下校時の保護者の付き添いや車による送迎を依頼した。
保護者の付き添いなどの対応は当面の間行うという。

現場は三川町役場から南西に約200メートルの住宅街で、警察は検問のほか、周辺などで聞き込み捜査をするなどして逃げた犯人の行方を追っている。

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