この取り組みは、岐阜県の可茂土木事務所が民間の業者に依頼して、今回、初めて行いました。

26日は8頭のヤギが可児川の河川敷のおよそ1500平方メートルの範囲に生えた雑草を食べていきました。

土木事務所では堤防の状態を点検するため、毎年、河川敷の除草を行っていて、ふだんはシルバー人材センターなどに頼んでいますが、人手不足が課題になっているということです。

一方、ヤギによる除草は、人が行う場合と比べて費用を3分の1程度におさえることができ、刈り取った草を焼却する際の二酸化炭素の排出量も減らせるということで、県内では同様の取り組みが広がっています。

岐阜県可茂土木事務所の松本省吾河川砂防課長は「今後、ほかの場所でも展開できるのか、コスト面などを含めてみていきたい」と話していました。

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