自民党の新しい執行部が発足し、石破新総裁は役員に対して「党内融和に努め、来るべき選挙に向けて結果が出せるよう頑張ってほしい」と指示しました。
党4役の就任記者会見で、副総裁を務める菅前総理大臣は「経済安全保障や少子高齢化などの課題に取り組み、国民の負託に応えるよう頑張っていきたい」と述べました。
また、森山幹事長は「党内融和に十分配慮し、野党ともしっかり協議し、日本の政治が間違いないよう取り組みたい」との考えを示しました。
裏金問題に関係する議員の公認問題については、党の選対委員会で議論するとしたうえで「国民の信頼に値する公認候補の決定を考えていかなければいけない」と述べました。
党の最高意思決定機関の総務会を取り仕切る鈴木総務会長は「激しい議論があっても、いったん決まれば全員が従うという自民党の良い伝統をしっかり守っていく」と述べました。
小野寺政調会長は賃上げや物価高対策など岸田政権が取り組んできた政策を着実に実行するとしたうえで、衆議院選挙に向けて速やかに政権公約を取りまとめる考えを示しました。
小泉選対委員長は「大事な仕事は1人でも多くの仲間を当選させることだ」として、選挙準備を進めると強調しました。
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