愛媛県新居浜市の山際のエリアでニホンザルによる農作物の被害が深刻になっているなか、市が9月30日に公民館で講座を開き、地元の住民がサルの習性や追い払う方法を学びました。

この講座は角野公民館で開催。地元の住民らがニホンザルの習性や被害を防ぐ方法を学びました。

担当者によりますとニホンザルはメスを中心に約40匹の群れを作り、5年前のデータでは市内で7つのグループを確認。日中に山際のエリアに現れて農作物を荒らし、夜になると山に戻るとしています。

講座では被害を防ぐためにはまず「自己防衛」が必要とし、サルを追い払うため手に持てて煙火を放つ用具の使い方や、この用具を無償で提供していることが紹介されたほか、農作物の被害には防護柵で対応するよう求めていました。

愛媛県によりますと東予地域のサルの農作物の被害は昨年度、約1150万円。前の年度より170万円余り増えています。

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