次の衆議院選挙に立候補せず、政界からの引退を決めた立憲民主党の菅直人元総理大臣が衆議院議員として最後の会見を開き、後輩議員にエールを送りました。
菅直人元総理大臣
「今の状況は非常に自民党にとってというか、日本の政治にとって非常に良くない状況ですので、それは現役の私の後輩の皆さんがぜひ頑張ってもらいたいと。もう一度、政権交代を実現してもらいたいと」
菅元総理は厚生大臣としての薬害エイズ問題への取り組みや総理大臣として陣頭指揮を執った東日本大震災、そして福島第一原発の事故対応について「重要な仕事ができた」と振り返りました。
政界を引退する理由については「基本的には年齢の問題だ。元気に活動してきたが、もう77歳だ」と述べました。
そのうえで「戦後、女性の政治家が増えていない。男女の比率が半々ぐらいになることが望ましい」として、女性の国会議員が増えることに期待感を示しました。
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