岸田前総理大臣は自民党の前総裁として裏金問題の責任を取る形で、27日に投開票が行われる衆議院選挙で比例代表との重複立候補を辞退することを決めました。
自民党は9日、派閥の裏金問題に関係した安倍派や二階派の12人を公認しないことを決めました。
比例代表との重複立候補については不記載があった前の衆院議員らおよそ30人のほか、石破総理大臣や森山幹事長ら党四役も見送る方針です。
岸田前総理は周囲に「政治の信頼回復のために覚悟を示す」と説明していて、比例重複を見送る判断をしたということです。
広島1区には他に立憲民主党・新人の平本浩一さん(58)、日本維新の会・新人の山田肇さん(35)、共産党・新人の中原剛さん(67)、無所属・新人の産原稔文さん(56)が立候補を予定しています。
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