政府は、相次ぐ災害に見舞われた能登半島の復旧復興に向け、509億円の予備費の使用を閣議決定しました。石破政権として予備費の拠出を決めたのは初めてです。

林官房長官
「たび重なる被災の前の活気ある能登を取り戻すため、引き続き被災者の声に寄り添いながら、復旧と創造的復興に向けた取り組みを一層加速して参ります」

　予備費からの拠出は7度目で、合わせて7150億円になります。

　国道や河川などのインフラの復旧に328億円、地震と豪雨による災害廃棄物の処理・撤去を進めるために155億円、浸水した仮設住宅の修繕やキッチンカーの派遣など避難所の環境整備のために26億円がそれぞれ充てられます。

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