石破総理大臣は初めての外国訪問となったラオスでの日程を終え、日本への帰路に就きました。中国の李強首相との会談について、日中関係の改善に向けた「糸口はつかめた」と手応えを示しました。
石破総理大臣
「違いは違いとして明確にしつつも、きちんと話し合っていこうということで、対話を続けていくことによって、この問題が解決に向かう、その糸口にはなったというふうに認識をしているところだ」
石破総理は中国との関係を「今、必ずしも順調ではない」と述べる一方で、「両政府の努力を通じて両国民が関係発展の果実を得られるようにつなげていきたい」と強調しました。
習近平国家主席との首脳会談については「実現に向けて努力をしていく」と述べました。
今回の一連の外遊で石破総理の持説である中国を抑止するための「アジア版NATO」の話題は一切、出なかったということです。
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