和歌山・アドベンチャーワールドで、必死に手足を伸ばして、頭を触ろうと格闘する赤ちゃんペンギンの姿がカメラに捉えられた。飼育員によれば、この行動は頭の羽根を整えることが目的だという。ペンギンは自分の羽繕いは自分でやるのが普通なため、親も手伝わないという。
頭を触りたい…赤ちゃんペンギン
和歌山・白浜町のアドベンチャーワールドで撮影されたのは、500羽におよぶペンギンたちの中で、親ペンギンに寄り添う生後1カ月ほどのキングペンギンの赤ちゃんだ。
実は赤ちゃんペンギンは、あることに困っているという。
この記事の画像(11枚)赤ちゃんペンギンは、自分の頭を触りたくて仕方がないのだ。しかし手を必死にパタパタするものの、届かない。
頭がかゆくてたまらないのか、今度は親が見守る中、足でチャレンジ。それでもやっぱり、あと一歩、頭には届かない。
赤ちゃんペンギンは「ぴよよ!」と親ペンギンに助けを求めるように鳴いてみるものの、手伝ってもらえる気配はない。
「お互いに羽根を整えあうことはない」
親が手伝わない理由は、ペンギンならではの事情があった。
実はこの行動は「かゆい」のではなく、頭の羽根を整えようとしているのだという。飼育員によると、ペンギンは親子や繁殖相手であっても、お互いに羽根を整えあうことはないという。
そのため、親ペンギンは“見ているだけ”だったのだ。がんばれ、赤ちゃんペンギン!!!!
(「イット!」 10月7日放送より)
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