中国軍による台湾周辺での軍事演習を巡り、政府は中国側に懸念を伝達したと発表しました。演習に参加した空母「遼寧」の動きに対し、自衛隊機が緊急発進したということです。
青木官房副長官
「政府といたしましては、関連の動向について重大な関心を持って注視しており、中国側に対して我が国の懸念を伝達致しました」
中国軍が台湾を取り囲む形で行った軍事演習を巡っては、13日に空母「遼寧」など2隻が与那国島の南を航行し、14日にはその空母から戦闘機などの発着が確認されたということです。
これに対し、海上自衛隊の護衛艦が警戒監視と情報収集を行い、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進=スクランブルを行いました。
青木官房副長官は「引き続き動向を注視し、情報収集と警戒監視に万全を期す」と強調しています。
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