福岡県太宰府市が地元の高校などと共同で進めているプロジェクトの新商品を発表しました。

こんがりきつね色に焼き上がった餃子。

肉汁がたっぷりつまった餡の中には…。

◆福岡農業高校 佐藤結希さん
「梅をペースト状にしたものが入っています」

そう、このぎょうざの餡には梅が練り込まれているんです。

この商品は太宰府市が地元の高校などと連携して進めている「梅プロジェクト」の一環で開発されました。

◆太宰府市 産業振興課 大山健太郎さん
「太宰府市産の梅を活用して、新しい地域を代表するお土産を作っていこうというプロジェクトになります」

このぎょうざの開発が始まったのは今年の4月末。

製造に携わった福岡農業高校の生徒たちは、梅の風味をよりよく出すためにあるものに注目しました。

◆福岡農業高校 佐藤結希さん
「昆布だしを入れることで、さっぱりとした味わいになりました」

ほかの案としてしば漬けやはちみつなども上がったそうですが、梅との相性は、昆布だしが一番良かったそうです。

そんなぎょうざのお味は?

◆記者リポート
「梅の味がしっかりと感じられます。餡と合わさってすごくおいしいです」

また『このぎょうざで受験生をサポートしたい』という思いも込めて、パッケージには応援メッセージが書かれています。

◆福岡農業高校 佐藤結希さん
「ぜひこの合格梅ぎょうざを食べて、受験勉強を頑張ってほしい」

このぎょうざは10月下旬から、県内のスーパーなどで販売される予定です。

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