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 国会で、共同親権を巡る法案が異例のスピード審議となっている。先週始まった実質審議は、12日にも委員会採決が行われる見込みとなっている。

■「共同親権」導入巡り…国会紛糾

離婚した30代女性(娘22歳) この記事の写真 離婚した30代女性(娘22歳)
「(元夫に)殴られたり、蹴られたり、一方的に。それで離婚をしようと思って話を出した」 単独親権

 現在、離婚した場合の子どもの親権は、元夫婦のどちらか一方が持つこととなっている。

共同親権

 これを父母の協議が整えば、共同で親権を持てるように法律を変える審議が国会で行われている。

離婚した30代女性(娘22歳)
「シングル(マザー)になったのは娘が2歳の時。一人で育てるのにいろいろ大変だった」 知人男性が離婚した女性 知人男性が離婚した女性
「(知人の)元妻が『親権は絶対に渡さない』って。『連れて行ったら自殺する』とか言っていたので。泥沼だったと聞いている」

 子どもを巡り、様々なケースが想定される法案だけに国会は紛糾している。

立憲民主党 枝野幸男衆院議員 立憲民主党 枝野幸男衆院議員
「父母間で円滑なコミュニケーションが取れなくなったから離婚するケースが、圧倒的多数」 小泉龍司法務大臣 小泉龍司法務大臣
「親の離婚=親子の断絶をイコールにしていくことについての問題意識から、この問題は議論が始められてきた」

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■スピード審議 12日には委員会採決か

■スピード審議 12日には委員会採決か

 様々な課題が浮き彫りになるなか、さらに街の人を困惑させるのが、わずか10日余りのスピード審議だ。

12日には委員会採決か

 与野党による実質審議は先週始まったばかりだが、12日には委員会採決が行われる見込みだ。

小泉大臣は、法案の必要性を強調

 小泉大臣は「離婚後も双方が適切な形で子どもの養育に関わり、責任を果たすことが重要だ」と、法案の必要性を強調した。

立憲民主党は、引き続き協議したい考え

 一方で立憲民主党は、問題は山積みだとして修正案を与党側に提示していて、引き続き協議したい考えだ。

(「大下容子ワイド!スクランブル」2024年4月11日放送分より)

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