高千穂町では、絶滅危惧種のクマガイソウが見頃を迎え、特別公開されています。

クマガイソウはラン科の多年草で、袋のような花びらと扇型の葉っぱが特徴です。

クマガイソウの自生地・高千穂町押方の鳥屋岳では、木漏れ日の中で薄紫の花がひっそりと咲き、見頃を迎えています。

訪れた人たちは、クマガイソウの保護活動をしている高千穂森の会の興梠幸男会長の説明を受けながら、悠久の森を散策していました。

(訪れた人は)
「初めてです。素晴らしいですね。また来年も来たいです。」

高千穂森の会によりますと、今年は雨が多かったことから開花の期間が短くなっているということです。

鳥屋岳のクマガイソウは、5月1日まで特別公開されています。

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