子供たちが将来どの職業に就くかを考えるのに役立ててほしいと、このほどKTN長崎が県内の企業の仕事を紹介する本を制作しました。

30日、KTNテレビ長崎の大澤徹也社長が長崎県の前川謙介教育長に、完成した「長崎県のおしごと本」を手渡しました。

「おしごと本」はKTNが2023年から子供たちの進路選択に活かしてほしいと制作していて、今年は医療や製造業など35の仕事を紹介しています。

それぞれの企業などで働く人たちの声が載っているほか、出前授業や会社見学に対応できるかなどについてもマークで示されています。

テレビ長崎 大澤徹也 社長
「中学校のキャリア教育の中で、長崎の企業を知っていただく、自分の未来を考えていただく、その一助になれば、と言う思いで制作しました」

2023年の本は小学5年生が対象でしたが、2024年は進路学習でより具体的に活用してほしいと、中学1年生向けに作りました。

前川謙介 長崎県教育長
「長崎の会社でも世界に目を向けて仕事ができる、そういうところがいっぱいあるんだということを、おしごと本を通して、子供たちにも保護者のみなさんにも知ってもらいたいと思いました」

「長崎県のおしごと本」は11月に長崎県内すべての中学1年生約1万2500人に配布される予定です。

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