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31日はハロウィーンですが、2024年の夏、日本に上陸して今ブームを巻き起こしつつある「ドバイチョコ」って知っていますか?

「ドバイ」とあるんですが、今、韓国で爆発的にヒットしていて、それが日本に上陸。
どんなチョコで、なぜ人気に火がついたのか、今、押さえておきたい最新スイーツ情報を取材しました。

韓国トレンドに敏感な街、新大久保。
街の人にドバイチョコを知っているか聞くと、「ドバイチョコ?ドバイってなんだっけ、そもそも…。待って違う!見たことある!普通に食べてみたいなと思います。そこら辺に売ってるの見ないので」「知ってる!聞いたことあります。(Q.食べたことある?)ないです。売ってるのも見たことない」など、「SNSなどで見たことはあるけど食べたことはない」という人が続出。

というのも、日本に上陸したばかりのドバイチョコを売っているお店は、都内でもまだごくわずかなのです。

そのため、フリマアプリでも高値で売買されています。

8月から販売を始めたお店を訪ねると、テラス席は満席。
さらに、レジには行列ができていました。

飛ぶように売れるドバイチョコ。
一番の特徴はサクサク感!

それを生み出しているのが、「カダイフ」というトウモロコシの粉から作られた乾麺なんです。
その細い見た目から“天使の髪”とも呼ばれています。

パティシエ イ・シジンさん:
ドバイでは洋菓子によく使う。食感のために使うもの。ドバイではよく使ってるから、ドバイチョコって言います。

そのサクサク乾麺をピスタチオペーストに入れて混ぜ合わせ、チョコの中にたっぷり敷き詰めて、上からチョコでふたをすれば完成です。

トロトロとサクサクのコラボが最大の魅力なんです。

発売から2カ月で6000個が売れるなど、すでにお店の看板商品に。

元々はドバイで人気が高まっていたチョコレートを流行に敏感な韓国がSNSを通じていち早く注目。
2024年に「ドバイチョコ」と命名し売り出すと、韓国で爆発的な人気となったのです。

パティシエ イ・シジンさん:
社長が韓国人。2~3カ月前から韓国ではやり始めて、社長がうちも作ってみようと。

このドバイチョコを求める人は全国から。
40代の女性は「娘がこれ人気だって、青森から来たんですけど。そんなに甘すぎない、食べやすい感じがします。自慢します」と話し、10代の娘は「(Q.どこで知った?)インスタで」と話しました。

ドバイチョコ2枚を購入した30代の男性は「彼女に買ってこいって言われて。(Q.彼女は?)名古屋にいます。名古屋から来ました。(Q.ドバイチョコ持って帰る?)そうです。そこまでが使命です」と話した1時間後、「(Q.先ほどお会いした…)また頼まれちゃって。(Q.次は誰に頼まれた?)家族に」と、結果、彼女と家族のために合計5枚を名古屋にお持ち帰りしていました。

パティシエ イ・シジンさん:
まだはやり始めたばっかり。まだまだ人気出ると思います。

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