火災の発生が多くなる冬を前に7日、福岡県庁で消防訓練が行われました。

◆館内アナウンス
「緊急地震速報です。強い揺れに警戒して下さい」

午後2時過ぎ、大規模地震の発生により5階と6階の湯沸室から出火したとの想定で始まった福岡県庁の消防訓練。

自衛消防隊が中心となり、初期消火活動の手順や素早い避難誘導が行えるかなど、事前に与えられた役割に応じて素早く冷静な行動がとれるか確認していました。

今年は1月に能登半島地震が発生したこともあり、訓練には庁舎で働く職員の2割にあたる約600人が真剣な表情で参加していました。

◆福岡県 財産活用課 課長 熱田敏幸さん
「誰ひとり気を緩めることなく、有事にスムーズに動ける体制作りが非常に大事だと思っています」

県の担当者は、こうした訓練を重ねることで、万が一の時に職員全員が人命を第一に考えた行動を取って欲しいと話していました。

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