愛媛県の松山市と今治市を2日に襲った大雨。車が行きかう道路が広い範囲の冠水しました。こうした状況下での注意点を車のプロに聞きました。

水しぶきを上げて行き交う車。道路を覆った水は自動車のタイヤがほぼ浸かった所も。ロードサービスを全国で展開するJAF・日本自動車連盟によりますと、この2日の大雨で、車の水没による出動は松山市内だけで50件あったということです。

JAF愛媛支部・西崎直哉主任:
「道路の冠水による乗り上げ、脱輪。あとは冠水している所を走ったことによるエンジン不始動ですね。何件か処理させていただきました」

自動車がスピードを出して冠水した道路を走ると、水がフロントの吸入口の方から入ってしまい、エンジンが壊れてしまったケースが多かったといいます。

「道路が冠水」。こんな時どうすればいいのでしょうか?

西崎直哉主任:
「ゆっくり行ってもらって波しぶきを立てないほうが水面が上がりません。なるべくゆっくり走るのがいいと思います」

道路を覆う水が深くなるとエンジンに水が入りやすくなるため、スピードはゆっくりと。また走行できるからといって無理は禁物。場合によっては人のひざ丈ほどの水深でも水圧でドアが開かなくなる可能性も。やはり冠水した道路は走らないことが一番の選択といいます。

西崎直哉主任:
「バックできるのであればバックしてUターンしていただくとか、そういう方法が一番懸命かなとは思います」

またガード下など道路が低く冠水しやすい場所を、普段から確認しておくことも大切です。

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