北九州市消防局が30日、救助技術の向上を目的とした訓練の成果を発表しました。
北九州市消防訓練研修センターには、30日朝、選抜された隊員27人が集まり、日ごろの訓練の成果を発表しました。
発表会は、救助の安全性や確実性、素早さなどを競う「福岡県消防救助技術指導会」が5月に開催されるのを前に行われたもので、その先の九州地区や全国の大会への出場も隊員たちは目指しています。
種目は5つあり、道具を使わずに腕力のみで15メートル登って建物へ侵入する訓練や、河川の中州などに取り残された人を救出する訓練などが行われました。
昨年度の北九州市内の救助事案出動件数は459件で、消防局は、「訓練を通して多様化する災害へ備えを強化していきたい」としています。
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