北海道釧路市の釧路市動物園は、飼育していたオスのホッキョクグマのキロルが11月8日に死んだとホームページで公表しました。死因は調査中ということです。

 キロルは10月中旬ごろから徐々にエサを食べなくなり、11月に入ると、寝室から動かずエサも残すようになったということです。

 11月7日には飼育員の呼びかけに応じ、エサのにおいを嗅ぐなどの仕草を見せましたが、ほとんど口にせず、8日午前になって息を引き取ったということです。

 キロルは2023年、繁殖のため同棲していたメスの「ミルク」を襲い、展示が中止になったこともありましたが、愛くるしい姿でファンに親しまれていました。

 今後、死因などを詳しく調べるということです。

 なお釧路市動物園は、園内で回収された野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が確認され、13日まで臨時休園の措置が取られています。

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