新潟県魚沼市の関越自動車道「小出インターチェンジ」の名称が「魚沼インターチェンジ」に変更された。名称変更には3億円もの経費がかかっているが、経済波及効果はなんと16億円にも上ると言う。魚沼市出身のお笑い芸人・おばたのお兄さんも地域活性化に期待を寄せていた。
経済波及効果16億円!?「小出IC」⇒「魚沼IC」に
合併による魚沼市誕生から20年を迎えた11月1日。
この記事の画像(8枚)関越自動車道の「小出インターチェンジ」は「魚沼インターチェンジ」へと名称が変更された。
さっそく、高速道路上の標識も至る所で「小出」から「魚沼」に差し替えられていた。
この名称変更によって期待されるのが、魚沼産コシヒカリをはじめとする“魚沼ブランド”の発信力強化だ。
標識の塗り替えなど、名称変更には約3億円の経費がかかるが、経済波及効果はそれを上回る約16億円と試算されている。
市民も期待!「魚沼のほうが名前知れ渡っている」
1日は、魚沼インターチェンジへの名称変更を祝ってドライバーに通行証と記念グッズが手渡され、駆けつけた市民からは、「小出よりも魚沼のほうが、名前が知れ渡っていると思うので、みんなに知ってもらえると思うとうれしい」「小出がなくなって少し悲しいところもあるが、全国的に見ると有名になるんじゃないかという期待も込めて頑張ってほしい」などと歓迎の声が聞かれた。
魚沼市で産まれ育ったお笑い芸人・おばたのお兄さんも「魚沼と言ったほうが、全国の方々がコシヒカリとか一発でわかる地名なので、魚沼になったことは喜ばしいこと」と話した。
名称変更で注意喚起も「お間違えのないよう…」
一方、名称変更に伴い、注意も必要だ!
魚沼市総務政策部の桑原昇部長は「小出インターから魚沼インターに変わりますので、お間違えのないようお越しいただきたい」とドライバーへの注意も忘れていなかった。
インターチェンジの名称変更で魚沼ブランドの発信につながるか…今後に期待だ。
(NST新潟総合テレビ)
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