女性の9人に1人が一生のうちに一度はなるとされる乳がん。
北海道の検診受診率の低さが課題となっているなか、11月9日、札幌市で無料の乳がん検診が行われました。
札幌市内のクリニックで開かれた無料の乳がん検診。女性医師が乳腺超音波検査で
胸の内部にしこりがないかなどを調べました。
北海道の検診受診率は全国で2番目に低い
乳がんは女性の9人に1人が一生のうちに1度はなるとされますが、早期に発見できるほど生存率が高まります。ただ北海道は検診受診率が全国で下から2番目と低いことが課題となっていたため、今回の無料検診が企画されました。
受診した人は「乳がん検診は痛いというイメージがありましたが、超音波で検査ができて安心感があった。このイベントが検診を受ける良いきっかけになった」と感想を口にしました。
会場には乳がんや乳腺症のしこりを再現した模型なども置かれていて、普段からのセルフチェックの大切さも伝えられました。
家事や育児で多忙な女性の健康支えたい
主催するはなさく生命 統合マーケット企画部の山﨑美佳さんは「40歳以下の罹患者が増えている事や家事や育児で乳がん検診受診が自分ごとになっていない女性の健康を支えるために企画しました。イベント後もセルフチェックを意識する生活習慣を持っていただき、気づいた事があれば早く病院に行ってもらう事が大切」と話しています。
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