最大10連休のゴールデンウィーク(GW)。連休後半に向けた秋田県内のおすすめスポットを紹介する。男鹿市の水族館ではホッキョクグマの同居の様子が見られるかもしれない。
男鹿市の男鹿水族館GAO。この春、ゴマフアザラシやペンギンなど次々と新しい命が誕生し、GW期間中は連日、県の内外から多くの人が訪れている。訪れた人たちは、水槽を泳ぐさまざまな魚やかわいらしいペンギンの姿に目を奪われていた。
埼玉から訪れた親子:
「子どもが楽しめる場所に来ようと思って。楽しいね」
青森から訪れた子ども:
「青森の水族館にいない生物もいて、すごく面白い」
ホッキョクグマの豪太は特に人気で、新たなパートナー・モモとともに注目を集めている。2頭の同居生活はどうなっているのだろうか。
雌のホッキョクグマ・モモは、3月に静岡からやってきた。パートナーとなる雄の豪太とおり越しで初対面を果たすと、興奮した様子を見せていた。
モモと豪太は4月中旬に同居をスタート。豪太がモモに近づくとモモは逃げるなど、まだまだ「心の距離」はあるようだが、モモが豪太をプールに誘って一緒に泳ぐ様子も見られた。
いまのところ同居は不定期で、これまで5回ほど同じ時間を過ごした。
豪太は2頭のメスとの同居経験があるため比較的落ち着いた様子だが、モモにとって豪太は初めての雄。GAOは「まずは距離を縮めるのが第一」としている。
2頭の間に赤ちゃん誕生となるか。来館者は期待を寄せていた。
宮城から訪れた親子:
「ホッキョクグマどうだった?かわいかった!クマの後ろがかわいかった。期待しながら…生まれたらもう1回来ます」
豪太とモモに繁殖行動が見られるのは来シーズン以降になるとみられている。
なお、GAOはGW期間中、営業時間を延長していて、2万5000人の来館を見込んでいる。
GAOは、3月と4月に生まれた2頭のゴマフアザラシの名前を募集している。募集期間は5月6日までで、名前は5月11日の「エサの時間」に発表される予定。
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