寒波の訪れを前に準備しておきたいのが「暖房器具」ですが、実は、意外な危険が潜んでいます。

NITE・製品評価技術基盤機構が行った実験映像です。

エアコン内部の掃除をしようとしたところ、洗浄液がエアコン内部の電気部品にかかってしまいました。

その後エアコンの電源をいれると、みるみるうちにエアコンから黒煙が…

そしてあっという間にエアコンは炎に包まれてしまいました。

NITEによりますと、こうしたエアコンによる火事は2015年からの5年間で244件発生し、死亡にいたる事故も6件起きているということです。

十分な知識を持たずエアコンの内部洗浄を行うと発火する可能性があるため、NITEはエアコンの洗浄は専門の業者に相談するよう呼びかけています。

さらにもう一つ、注意が必要な暖房器具がー。

「電気カーペット」です。

折れ曲がった状態で使用すると内部の配線が一部破断、ショートして異常な熱を持つことに…。

煙が出てカーペットが焦げてしまいました。

NITEは電気カーペットに重い物を乗せたり、強く曲げるなどすると配線が破断し、発火する恐れがあると注意を呼びかけています。

18日の週から寒さが増し、これから暖房器具もほしくなる季節。

思わぬ事故が起こらないよう改めて適切な掃除の方法や使い方を確認しておく必要がありそうです。

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