石破総理大臣は、今回の南米訪問にあわせて調整していたアメリカのトランプ次期大統領との面会を断念した理由を明らかにしました。

 “石破さんだから会えない”などとする批判に総理自身いら立ちを感じていたということです。

石破総理大臣
「法律上の制約もあって、現時点においてはトランプ次期大統領との会談はいずれの国とも行わないと説明を受けておるところ」

 大統領選翌日の電話で一度は会えるとの約束が覆ったことについて官邸幹部は、「今回はトランプ側近が法律面に敏感だ」と分析します。

 そこで石破総理は、就任直後の来年2月にも訪米し、トランプ氏との初会談を実現したい考えです。

 一方、韓国の尹(ユン)大統領と首脳会談を行い、北朝鮮がロシアと軍事協力を進め、兵士を送っていることに深刻な懸念を共有しました。

 石破総理は「首脳会談の頻度をさらに上げたい」と強調しました。

 年明けにも初めて韓国を訪問することを検討しています。

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