普天間基地に隣接する宜野湾市上大謝名区の住民たちが、基地から派生する騒音で防災無線が聞き取れないとして、屋内無線の設置を佐喜真市長に要請しました。
上大謝名区が基地からの騒音が生活に及ぼす影響についてアンケートを実施したところ、約200世帯から回答を得ました。
この結果、防災情報などが発信される無線放送について「あまり聞き取れない」「全く聞き取れない」「気付かない」が合わせておよそ7割を占めました。
11月15日に区民たちは佐喜真市長を訪ね、各家庭への屋内無線放送の設置を要請しました。
上大謝名区地域無線放送研究会 桃原秀明委員長:
「安心情報を伝える防災放送や、市自治会のお知らせ情報が窓を閉め切った室内では十分に聞き取れず、多くの住民が適切に情報を受け取ることが出来ずに不安の中で生活している実態があります」
佐喜真市長は「研究していきたい」と述べるに留めました。
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