大阪府の吉村洋文知事は20日、スーツを着ない「ノースーツ」など、職員の軽装を季節に関わらず通年で認めていく考えを示した。今後、庁内でルール作りを進める。
この日、府の来年度の基本方針を策定する戦略本部会議があり、吉村知事は「みんながスーツでネクタイをしなければならない環境でもない。冬は暖かくて夏は涼しいような服装で、働きやすく仕事をした方がいい」と説明した。これまで時期を区切っていた軽装勤務を、時期を問わず認めていく方針。通年の軽装は大阪市でも11月から認められている。
また、府庁舎では早朝や夜間などは冷暖房が切れる仕組みとなっているが、職員からの声をもとに、この仕組みの改善を進めていく考えも示した。(野平悠一)
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