「認知症になっても希望をもって生き生きと」。愛媛県が認知症と診断された人を対象に大使になってもらう募集を1日から始めました。

募集を始めたのは「えひめ認知症希望大使」。認知症になった人が希望をもって生き生きと活動している姿を自らPRしてもらい、認知症の社会の理解を深めるため、愛媛県が2022年度から取り組んでいます。

今回は募集するのは今年度から2年間の大使。県や市・町のイベントで自らの体験談や前向きな思いを語るなどの活動にあたります。

応募の要件は、愛媛県在住で認知症の診断を受け本人が同意していること。県と連携した認知症のPR活動に意欲があり、氏名や年齢に病名、所在する自治体名・略歴や顔写真などを原則公表できることとしています。応募は応募用紙を電子メールや郵送により受け付けるほか、Webフォームでも対応していて、締め切りは6月28日午後5時(必着)になっています。委嘱は今年9月頃の予定です。

愛媛県によりますと、県内で65歳以上に認知症の人は去年4月1日時点で5万6122人。高齢者の増加に伴って増える傾向にあり、2040年には6万4400人になると試算されています。

県は「認知症になっても希望をもって暮らせる地域づくりを進めていきたいので、積極的に応募してほしい」と呼びかけています。

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