鹿児島県の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたことを受けて県は20日に今後の対応策などを確認しました。
県庁で開かれた会議には県の関係部署から約20人が参加しました。
鹿児島県出水市の養鶏場では19日に死んだニワトリから毒性の強い高病原性が疑われる鳥インフルエンザウイルスが確認され、鹿児島県は約12万羽の殺処分を行っています。
九州の養鶏場での鳥インフルエンザの発生は今シーズン初めてです。
県農林部 松田武文次長
「過去最大の発生があった令和4年度のシーズンと比較しても、同等の速度で発生事例が増加している状況にある」
会議では、20日時点で長崎県内121の養鶏場に異常はないと報告されました。
県は「市場に出回る鶏肉や卵は安全、安心して食べてほしい」と県民に呼びかけています。
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