Z世代は“クリぼっち”を避けるためデート保険をかける人も…第一生命保険の子会社である第一スマート少額短期保険株式会社は、Z世代のクリスマスに向けた恋愛事情の調査結果を、「損切」や「保険」など経済用語を駆使してまとめた。

調査は10月中に行われ、対象は全国のZ世代(18歳~27歳)の働く男女1600人。

クリスマスシーズンを前にしたZ世代の現状は、現在恋人がいる人が36.4%で、平均交際期間は約2年(24.2ヶ月)だった。直近の恋人ができるまでに出会った平均総人数は8.5人と判明したという。

またマッチングアプリの利用率は45.4%で、実際に出会った平均人数は6.7人と、マッチングアプリの利用が広がっている事がわかった。

一方で、22.9%は恋愛経験がない(片思いを含めてこれまで一度も人を好きになったことない)と回答した。

そんなZ世代のクリスマスの過ごし方については、当日に予定がなくなった対策として、「保険として別の予定も組む」人が男性で18.1%、女性で10.3%いて、クリスマスひとりぼっちの“クリぼっち”を避けるために、リスクヘッジしている人が一定数いた。

“クリぼっち”を避けるための恋人探しの手段としては、やはりマッチングアプリが最多で、次いで身近な友人の紹介、知り合い、合コン、相席屋が続いた。

恋人候補とのデートの場面では、シビアな側面も見えてきた。恋人候補とお付き合いを開始するまでの期間において、見切りをつけるタイミングまでに費やせるコスト=「恋の損切ライン」についての調査では、「費やせる時間」は男性32.3時間で女性44.4時間だった。また「費やせる金額」は男性が約3万円で、女性は約1.5万円。「デート回数」は男性3.5回で、女性3.3回となり、男女別の損切ラインが判明した。

また恋人候補に求める年収は、男性が約395万円、女性が約470万円だったが、恋を持った相手に求める年収は男性が約234万円と161万円も年収ハードルが下がった。同様に女性も約272万円と198万円下がった。恋愛感情でカバーできる収入が、男性は約160万円、女性は約200万円と言えるだろう。

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