広島市は、公立の保育園で来年春から、0歳児と1歳児の希望者を対象に「おむつのサブスク」を本格的に導入することを明らかにしました。

「おむつのサブスク」は「おむつ」と「おしりふき」を1カ月2000円から3000円台の定額料金で利用できるサービスで、広島市は、今年8月、12の市立保育園で実証実験を行いました。
その後行った保護者アンケートではおよそ9割が「負担軽減」をあげ、6割以上が「利用したい」と回答しています。

その一方で、一部の保護者からはコストが高くなるといった懸念や、おむつのメーカーを重視したいという声も挙がりました。
そのうえで、広島市は、保護者や保育士の負担軽減に一定の効果があったとして来年4月から市内86の公立保育園・こども園で「おむつのサブスク」を導入することを明らかにしました。

対象となるのはおむつの使用量が多い0歳児から1歳児クラスの希望者で、今後、事業者の選定を進めることにしています。

《スタジオ》【記者の目】
取材にあたった久保田記者によりますと、これまでは保護者が一枚ずつおむつに名前を書いて持参し、おしりふきも個別に準備。園側は、それを保管し、おむつ替えのたびに名前の確認をしていました。サブスクが導入されると、「共通」のおむつやおしりふきが使えるようになります。

安部さん、この取り組みをどうご覧になりますか?

【コメンテーター:元カープ・安部友裕さん】
「うちの子供も実際にサブスクを今使ってるんです。種類とか選べるとより良いですね。肌に合う合わないっていうのもあるかもしれないので、そこまで選べたりするとよりいいサービスだなって思います」

なお、2歳児についてはトイレトレーニングが始まる時期で使用枚数の個人差が大きいことから、導入については改めて検討していくということです。

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