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このプレート、普通のまな板のように見えますが、氷をこのように置くとあっという間に解け出しました。
その名も『解凍プレート』です。
水も電気も一切使わずに冷凍食材を上に置くだけで短時間で解凍できて節約にもなるということで、今、大人気なんです。
2024年に入り、各社からオリジナル商品が次々と販売されている解凍プレート。
9月上旬から全国販売を始めたニトリを訪れると、まな板のコーナーは解凍機能付きの商品棚だけからになっていました。
アルミニウム製のプレートが食材の冷気を素早く逃がすため、効率のいい解凍が可能になるといいます。
その時間は自然解凍の半分以下。
発売直後から全国の店舗で売り切れが続出しているんです。
どれくらいの時間で解凍が可能なのか実際に試してみました。
まずは、マグロの刺し身を普通のまな板と解凍プレートに置きます。
待つこと25分。
ここで一度ひっくり返してみると、普通のまな板の方はまだ氷が付いていて硬い状態。
一方、解凍プレートは、食べられそうなくらいやわらかくなり始めていました。
解凍プレートに乗せていたマグロを切ってみると、もう中まで解凍されていました。
置いておくだけで、自然解凍と比べて20分以上短縮となったんです。
そして、ハンバーグを作ろうと思っていたのに冷凍庫からひき肉を出し忘れて絶望味わったことありませんか?
そのひき肉も、35分で解凍できました。
他にも、出来上がったお弁当や炊き立てご飯を冷凍保存する際のあら熱取りなどにも使えるんです。
この解凍プレートをほぼ毎日使用しているという飯田さんのお宅を訪ねてみると、この日はパスタに使うというシラスを解凍していました。
飯田さん:
レンジだと火が通り過ぎちゃう。調理時間を短くしたり光熱費も安く済ませられる。
他の調理を進めながらシラスを放置すること20分。
半解凍になったシラスをパスタに投入します。
さらにプレートにのせて解凍したブロッコリーも添えれば完成です。
飯田家では、両親が仕事から帰ってくる前に冷凍食材を解凍プレートに乗せておくのが子供たちのお手伝いにもなっているということでした。
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