宮城県丸森町では冬の風物詩として知られる「ころ柿」づくりが行われています。

ずらりと干された柿。鮮やかな光景は、まるでオレンジ色のカーテンのようです。
丸森町耕野地区の八島哲郎さんの作業場では今週から特産の「ころ柿」づくりが始まっています。11月22日は蜂屋柿という品種の渋柿の皮をむいた後、1本のロープに12個を等間隔でくくりつけていました。

皮をむいた柿は気温が高くなると表面にかびが発生しやすくなるため、八島さんは寒くなるのを待って作業を始めたそうです。

生産農家 八島哲郎さん
「こういうふうに干すと、寒い風でどんどん水分が抜けて、おいしい干し柿に変身する。自分の古里や丸森を思い出しながら食べてもらえればありがたい」

「ころ柿」は早ければ12月下旬から出荷が始まり、町内の直売所や県内のスーパーなどで販売されるということです。

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