2025年の干支(えと)にちなんだ話題。天童市の呉服店で、多くの人に幸福が訪れるようにと願いを込めた縁起物の干支人形がことしも販売されている。
(リポート)
「ことしも残り40日ほどとなりました。来年も良い1年になるようにと、福を呼び込むと言われる干支人形を飾ってみてはいかがでしょうか?」
手作り和雑貨や小物などを販売する天童市老野森の「呉服のささき」。
毎年、ますますご利益があるようにと、桝の中に干支人形を入れた置物「益々シリーズ」を販売している。
節目の第12弾となる今回は、開運を呼び寄せ金運の象徴とされる「ヘビ」。
(呉服のささき・佐々木康子さん)
「金運・厄除け魔除けで運気アップの縁起物。白いヘビは昔から家の守り神になると言われているので、家族全員を守ってくれる縁起物」
また、その年の干支の6年先の干支を「向かい干支」と言い、一緒に持つと幸運が訪れると言われていることから、桝の上にはヘビの向かい干支「イノシシ」を添えている。
この店の干支人形は県外からも注文が入る人気ぶりで、22日も干支人形を買う人の姿があった。
(購入した人)
「3・4年前からかわいらしいなと思って購入している。運気が上がるといいかなと」
この干支人形は着物のはぎれを再利用して作られていて、物を大切にしたいという思いも込められている。
(呉服のささき・佐々木康子さん)
「良いことを思って飾るとどんどんハッピーなことが自分の周りにあふれてくる。そういう思いで飾ってほしい」
ヘビの干支人形は呉服のささきの店頭で購入でき、電話注文も受け付けている。
<スタジオ>
こちらがヘビの干支人形。
桝の中に白いヘビ、そしてその上には向かい干支のイノシシということで、とてもかわいらしい。
白いヘビがくわえてくるのは本物の5円玉、「ご縁をくわえる」まさに良いご縁がありそう。
持っているだけでも縁起が良いと思うが、どこに飾ればよいのかも気になるところ。
佐々木さんによると、干支人形は福が入って来ると言われている玄関や、多くの人に福が舞い込むようにと人が集まるリビングに飾ると良いそう。
また、縁起物は人に渡すと自分にも幸せが訪れると言われているそうで、大切な人と縁起物・干支人形を贈りあうのもよいという。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。