11月22日は「いい夫婦の日」。
ある会社では、家族やパートナーのために全社員が一斉に帰宅しました。
結婚12年目の渡部恵理さんの家庭では、この日に合わせ食卓に思い出の写真や手紙などを並べ、夫をお出迎え。
準備万端で家族水入らずのひとときを過ごせたのは、勤め先の“ある取り組み”にありました。
婚礼事業を展開する「CRAZY」。
11月は1年で最も結婚式が多く、繁忙期だというのですが、“いい夫婦”の時刻になると、出社していた社員全員が帰り支度を開始。
これはいい夫婦の日にちなみ、CRAZYが実施した午前11時22分に社員を退社させる取り組みです。
退社後は勤務扱いとしながら、パートナーや家族のために時間を使ってもらうことを目的にしています。
社員:
今日はパートナーが仕事なので、家に帰ってサプライズで家の大掃除をしようかなと。
社員:
この後は舞台の観劇に行ってくる。パートナーが舞台関係の仕事をしているので、ちょっとその応援に行ってこようかなと。
総務省の労働力調査によると2023年、過去最多となる1200万世帯を超えた共働き世帯。
CRAZYでも、半数の社員が共働きだといい、パートナーとの時間を大切に過ごしてもらうため、この取り組みを実施しました。
CRAZY 執行役員 CHO・遠藤理恵さん:
パートナーシップを私たち自身が見つめる・扱うことで、今度お客さまのパートナーシップ・人生に応えていける私たちでありたいなと思う。そこをすごく期待して、今回やらせてもらっている。
パートナーと時間を共有する、いい夫婦の日に合わせた働き方。
恵理さんの夫・典弘さん:
お互いに“ありがとう”を対等な立場で言える機会はそうないと思うので、こうして互いに認め合ったり確かめ合ったりできるのはとても大事。
CRAZY WEDDING プロデューサー・渡部恵理さん:
(会社として)「もう決まり」と言われる強制力がありがたい。こうやって家族を大切にできる人が、また誰かを祝福できることは今日のおかげ。
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