松くい虫の被害から松を守るため県は新たなクロマツの苗木を開発し23日初めて植樹しました。

23日新潟市中央区の松林に植えられたのは県産の抵抗性クロマツの苗木です。2023年度の県内の松くい虫のよる被害はおよそ1万8千立方メートルで前の年度と比べて3倍近く増えています。

県森林研究所は1996年から松くい虫に強い苗木の研究を進め、23日関係者が初めて50本を松くい虫の被害を受けた場所に植えました。

【県農林水産部 治山課 星野航課長】
「これまでの研究が実を結びやっとこの場所に植えることができた今後市町村と連携して海岸林の松くい防除に取り組んでいきたい」

県は2025年度以降このクロマツを毎年2万から3万本を植えて海岸林を造成していく方針です。

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