日に日に寒さが増し、室内で過ごす機会も増えてくるこれからの時期に部屋に彩りを与えてくれる花『ストック』をご紹介します。

11月25日も色とりどりの花が競りにかけられていた新潟市中央卸売市場。

10月下旬から出荷されているのが、新潟市と阿賀野市で生産されている『ストック』です。

【記者リポート】
「“丈夫な茎”という意味から名づけられたストック。スキーで使われるストックを彷彿させるような、1本のまっすぐ伸びた茎に花をつけるスタンダードタイプと茎が枝分かれしていて、ボリューム感のあるスプレータイプの2種類があるということです」

【新花 池田紀行さん】
「スタンダードタイプは主に生け花に使われることが多い。スプレータイプはスタンダードタイプと比べて横幅があるので、ボリューム感を生かしてアレンジメントや花束などに使われる」

様々な場面で重宝されるストックですが、暑さに弱いため、夏の猛暑の影響を受け、今年の生産量は例年に比べ約1割減少、価格は3割ほど高くなっているということです。

少しでも長く花を楽しむためには…

【新花 池田紀行さん】
「花の下のほうから枯れていくので、終わった花は摘み取る。次の上のほうの花が咲きやすいので、そういったところも意識してもらえたら」

また、ストックは爽やかな甘い香りも特長で、リラックス効果が得られることから、年の瀬が近づいて忙しくなるこれからの時期、室内に飾るのにピッタリです。

【新花 池田紀行さん】
「ストックは色が明るいパステルカラーのものが多いので、色を楽しんでもらうのと、香りを感じてリラックスして、生活に良い影響をもたらしてくれる」

皆さんも部屋にストックを飾り、癒されてみてはいかがでしょうか。

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