高騰が続く輸入トウモロコシに代わり、宮城県大崎市内で栽培したトウモロコシを餌にして育てた仙台牛が12月、発売されます。
地元産のトウモロコシで育てた仙台牛です。11月25日、関係者に向けた試食会が開かれました。
JA古川 大友学専務
「風味やくちどけがいい。その割にしつこくなく、あっさりしてる」
JA古川管内の18の肉牛農家は、ロシアのウクライナ侵攻や円安などで輸入トウモロコシが高騰したことを受け、5月から大崎市内で栽培したトウモロコシを使った餌に切り替えました。栽培は2022年度から始まり、今年度は108ヘクタールのほ場で、初年度の倍以上となる700トンあまりを収穫したということです。
JA古川肉牛部会 千葉孝幸部会長
「大変、ウシの食いつきが良くて、食べる量もかなり増えたように思います」
この「仙台牛」は12月1日から大崎市と仙台市内で販売される予定です。
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