収穫を行ったのは新潟市中央区の白山小学校の4年生、およそ30人です。
「寄居かぶ」は300年以上前から小学校周辺の地域で栽培されていたとされる新潟の伝統野菜の1つで、やわらかい食感と甘みが特徴です。
都市化が進み、栽培されなくなったものの、地域に伝わる農産物への理解を深め、将来に受け継いでいこうと、白山小学校では、グラウンドにある畑で毎年、栽培に取り組んでいます。
26日は、9月に種をまいたかぶの収穫作業が行われ、児童たちはおとなの握りこぶしほどの大きさに成長したかぶを1つずつ引き抜き、水で洗って汚れを落としていました。
男子児童は「みんなで育てた寄居かぶを収穫することができ、寄居かぶを地域の人たちに広めるという目標が達成できてうれしい」と話していました。
女子児童は「いっぱい育ってうれしい。みんなに食べてもらいたい」と話していました。
26日に収穫したかぶは、小学校の近くの飲食店で調理され、特別メニューとして提供されるということです。
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