災害時の対応能力を高めようと、1日、日南市で看護学生向けの体験学習会が開かれました。

体験学習会は、県LPガス協会青年部が開いたもので、日南学園高校看護専攻科の1・2年生40人が参加しました。

看護学生たちはまず、災害が発生し、水道と電気が使えなくなった想定で、炊飯袋を使った調理を体験。炊飯袋にお米と水を入れて輪ゴムで縛ったあと、プロパンガスで沸かしたお湯につけると、約30分でご飯が炊きあがることを教わっていました。

このあと、一行は、「道の駅きたごう」に移動。最大3.5トンの排泄物を溜めることができるマンホールトイレの設置の仕方を学びました。

(看護学生は)
「災害時にはできるだけボランティアに参加して、まわりの人を笑顔にしながら一緒に乗り越えたいと感じました。」
「これから災害に興味を深めて知識をつけていきたいと思います。」

(県LPガス協会青年部 森健太郎副委員)
「いざ災害が起きた時に、学生たちが自分で動けるような学習機会を今後も提供していきたいと思っています。」

県LPガス協会青年部では、今回の体験活動を通して「互いに協力して災害時に生き抜く力を身につけてほしい」としています。

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