OHKのカメラが収めた岡山・香川の懐かしの映像で、ふるさとの歴史を振り返ります。今回は1981年(昭和56年)11月27日に岡山市で撮影された映像です。
岡山市中心部のデパートで「岡山県の地酒まつり」が開かれました。会場の一角には、県内の酒蔵の酒瓶が並べられ、訪れた人たちには樽酒やカクテルが振る舞われ、酒を使った料理も紹介されました。
広島国税局の調べではこの年、岡山県内には123の酒蔵があり、清酒の消費量も1万9214キロリットルあったそうですが、最新(2022年度)の統計では、県内の酒蔵は45に、消費量も5600キロリットルまで減っていて、各酒蔵が消費拡大に知恵を絞っています。
県内の一部の酒蔵では、新酒の仕込みに入っていますが、この冬は明るいニュースもありそうです。文化庁は11月5日、日本の「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産登録への「記載」勧告があったと公表しています。
12月上旬にパラグアイで開催される政府間委員会で登録が正式に決まれば、世界から日本の酒造りが注目されるかもしれません。
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